エクセル実践塾 > エクセル実践塾2013

一部のデータに絞り込んで順位を確認したい

 

フィルターを使えば、データの絞り込みや並べ替えを簡単に行えます

テーブル化した表には、同時にフィルターも付加されます。

このフィルターを使うと、データを絞り込んだうえで、降順で並べ替えることができます。

ちなみに、順位を求めるためのRANK関数式を、前号で設定しましたが、データを絞り込んだ状態での順位は求められません。

Excel 2013/2010/2007

 

@列項目の▼をクリックします

 

A「正社員」で絞り込みたいので、「パート」のチェックマークを解除します

B「OK」をクリックすると、行(レコード)単位でのデータの絞り込みが行われます

この作例では、順位を求めるためのRANK関数式も設定されていますが、絞り込み状態では正しく機能しません。

Cフィルターを使うと、データの並べ替えも行えます

D行(レコード)単位での並べ替えが行われ、合計点の優劣を確認できます

●フィルターによる絞り込みの解除は、同じボタンから「"○○"からフィルターをクリア」を選ぶことで行えます

 

関連する他のページ

表へのデータの追加を効率良く行いたい
テーブル化すれば、追加データを入力するだけで、必要な数式まで自動的に設定できます

表の見栄えを良くしたい
「テーブルとして書式設定」を使って、表をテーブルに変えるのが簡単です

表を簡単に見やすくしたい
Excel 2010/2007なら、表をテーブル化すれば、簡単に見やすくできるとともに、表の拡張なども容易に行えるようにできます

勝ち数が同じ場合には、得失点差で順位をつけたい
得失点差を補正値として、順位付けに使う数値を別に用意します

「下から数えて○番目以内」を判定するときには、SMALL関数の使用や、RANK関数で引数「順序」の指定を行う
SMALL関数では下から○番目の値を求められ、引数「順序」を指定したRANK関数では下から○番目かがわかります

「上から数えて○番目以内」を判定するときには、LARGE関数やRANK関数を使う
LARGE関数では上から○番目の値を求められ、RANK関数では上から○番目かがわかります

過去半年で下位5位以内が3ヵ月以上ある人を強調する
別シートで各月の判定を行い、条件付き書式でそれらを加算します

直近2カ月の営業成績がいずれも下位5位以内の人を強調する
RANK関数での判定結果を乗算することで、両方で下位5位以内だった人がわかります

直近2カ月の営業成績のいずれかが上位5位以内の人を強調する
RANK関数での判定結果を加算することで、1度でも上位5位以内に入った人がわかります

並べ替えないで、勝ち数による順位を知りたい
RANK関数を使えば、並べ替えることなく順位がわかります

値が0になった行だけを、自動的に非表示にしたい
WorksheetオブジェクトのActivateプロシージャを使って、表のあるシートが表示されたときに、フィルターによる絞り込みが自動的に再適用されるようにします

最高点の人だけを表示したい@
フィルターを適用すれば、絞り込んでの表示を簡単に行えます

ピボットテーブルの項目の並びを、元表と同じにしたい
元表の項目の並びを、ユーザー設定リストに登録しておけば、そのとおりに並び替えることができます

ピボットテーブルを使って、曜日でデータを分析したい
WEEKDAY関数の結果をピボットテーブルでページフィルタにすれば、曜日でデータを分析できます

日付別の集計結果を、別のシートに表示したい
ピボットテーブルを使うと、項目別の集計を簡単に行えます

日にちごとに各項目を集計したい
ピボットテーブルで簡単に集計できます