検索するべき型番が横(行)方向に並んでいる場合にはHLOOKUP関数を使います
HLOOKUPは、指定範囲の先頭行を検索し、同じ列にある指定行のデータを抽出する関数です。左端列を検索して、同じ行にある指定列のデータを抽出する場合には、VLOOKUP関数を使います。
標準では、検索対象となる先頭行のデータは昇順に並べられていなければなりません。
昇順に並んでいない先頭行を検索対象にする場合は、引数「検索の型」には「FALSE」を指定する必要があります。
HLOOKUP関数の書式は次のようになります。
HLOOKUP(検索値,範囲,行番号,検索の型)
検索値:検索する値を指定します。
範囲:検索と抽出の対象となるセル範囲を指定します。セル範囲の名前や、テーブル名を指定することもできます。
行番号:抽出するデータのある行を、「範囲」の上端から数えた行数で指定します。行番号に 1 を指定した場合は、セル範囲の上端行の値が
抽出対象となります。
検索の型:省略した場合は「TRUE」となり、「検索値」が見つからなくても、「検索値」未満でもっとも大きいものが該当値とみなされます。「FALSE」を指定した場合は、検索値と完全に一致する値だけが検索され、見つからない場合はエラー値「#N/A」が返されます。