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0を表示したくない

 

0でないときにだけ結果を表示するよう、条件付き書式を設定します

対象となるセルの値が0の場合だけ、背景色と同じ白色で表示するように、条件付き書式を設定します。背景色なので、見た目には非表示となります。

 

 

 

@計算対象である「数量」と「単価」が空欄であっても、「合計」や「金額(税込)」の欄には0が表示されてしまいます

この0を非表示にする方法はいくつかあり、条件付き書式を用いるのはその一つです。

 

 

A対象となるセルを選択してから、「ホーム」タブの「条件付き書式」→「新しいルール」を実行します

B「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選び、数式欄に「=」と入力し、対象となるセルをクリックで指定します

この作例の場合、L列は、D列の値を参照しています。ですから、D列の先頭セルをクリックで指定しています。

 

CF4キーを2度押して、列番号のみの絶対指定に変えます

こうしておくと、下方のセルに条件付き書式をコピーして利用しやすくなります。

 

 

D続けて「=0」と入力し、条件式を完成してから、「書式」ボタンをクリックします

「=0」は、対象となる数値が0であるか否かを確認するためのものです。

E「フォント」タブの「色」を「白、背景1」にして、「OK」ボタンをクリックします

F「OK」ボタンをクリックします

 

G0が非表示になります

実際には白色で表示されているので、選択すると0が表示されているのを確認できます。

 

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