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数値をひと桁ずつ個別のセルに表示したい

 

ROUNDDOWNとMOD関数を組み合わせて使えば、任意の桁の数字を表示できます

ROUNDDOWN関数を使うと、指定した桁で数値を切り捨てることができます。

MOD関数を使うと、指定した数値で割った余りを求めることができます。

これらの関数を組み合わせることで、数値から任意の桁だけを取り出して表示することができます。

 

 

 

@対象となる数値が表示されるセルを用意します

計算結果を対象とする場合には、それが表示されるセルを用意します。

 

上の例のように、257,400という数値の十万の桁を表示する場合は、

257400÷100000=2.57400

ROUNDDOWN(2.57400,0)=2 ※小数点以下を切り捨てる

MOD(2,10)=2 ※10で割った余りを求める

A十万の桁の数字をセルに表示したいときには、10万で割って、小数点以下を切り捨て、それを10で割った余りを求めます

一万の桁の場合には、次のようになります。

257400÷10000=25.7400

ROUNDDOWN(25.7400,0)=25 ※小数点以下を切り捨てる

MOD(25,10)=5 ※10で割った余りを求める

B他の桁の数字を表示する場合も、同様の計算式を使います

異なるのは、最初に割る数値だけです。

 

 

C他の桁の場合も同様で、最初に割る数値だけを変更します

 

 

 
 
 

 

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