エクセル実践塾 > 特集「パレート図」

構成比を求める

 

ピボットテーブルを使えば、専用のシートで構成比を求めることができます

ピボットテーブルは、新しいシートに作成できます。元表に手を加えることなく、そのままの状態で残せるので、自由にデータの分析を行えます。

ピボットテーブルで構成比を求める場合には、計算式は必要ありません。そのためのフィールドを用意して、「計算の種類」を「総計に対する比率」に変えるだけで、構成比を求めることができます。

 

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@元データのいずれかのセルが選択されている状態で、「挿入」タブの「ピボットテーブル」をクリックします

 

A元データ全体が自動的に選択されるので、問題なければ「OK」をクリックします

 

B新しいシートに空のピボットテーブルが作られます

元表の各列のデータが、フィールドとして抽出されます。

 

Cフィールドにチェックマークをつけると、そのデータがピボットテーブルに反映されて集計対象となります

D構成比を求めるためのフィールドを「値」ボックスにドラッグします

作例では、「売上」の構成比を求めるので、「売上」フィールドを「値」ボックスにドラッグしています。

「値」ボックスへは、同じフィールドをいくつもドラッグして配置できます。必要なだけ配置して、同じデータをさまざまな角度から分析することが可能です。

Eドラッグしたフィールドは、すぐピボットテーブルに追加されます

F追加したフィールドを右クリックして、「計算の種類」を「総計に対する比率」に変えます

G構成比が表示されたら、「ピボットテーブルツール」の「分析」タブで、「アクティブなフィールド」の名前を「構成比」に変えます

HEnterキーを押すと、ピボットテーブルのフィールド名も変わり、列幅が整えられます

●フィールドを右クリックして「表示形式」を選べば、集計値に桁区切りカンマなどを付加できます

ピボットテーブルでは、フィールドを右クリックすれば、そのフィールド全体の設定を変更できます。

 

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