エクセル実践塾 > 特集「パレート図」

構成比を求める

 

 

 

 

 

 

 

 

パレート図の作成に必要な「構成比」は、「対象値÷総計」で求めます

パレート図の作成には、棒グラフと なる売上や個数、頻度などの値と、折れ線になるその構成比の累計が必要です。

構成比の累計は、構成比を求めてから計算します。

構成比は、売上や個数、頻度などの値を、総計で割ることで求めることができます。

総計は、SUM関数で求めます。

 

 

 

構成比は、「値のセル/SUM関数(値のセル範囲)」の形で求めることができます

@半角の「=」を入力します。

「構成比」の列を用意して、その一つを選択して、計算式の設定を始めます。

A「売上」のセルをクリックして、そのセル番地を入力します。

B割り算の演算子「/」を半角で入力します。

C合計を求めるための関数、「SUM(」を入力します。

D「売上」の入力されているセルすべてを、ドラッグで指定します。

E[F4]キーを押して、「売上」のセル範囲を絶対指定にします。

F半角の括弧「)」を入力して、SUM関数式を完成させます。

G[Enter]キーを押すと、構成比が表示されます。

H[ホーム]タブの[パーセントスタイル]ボタンをクリックして、構成比をパーセント表示にします。

I[ホーム]タブの[小数点以下の表示桁数を増やす]ボタンをクリックして、小数点以下1桁まで表示されるようにします。

※もう一度[小数点以下の表示桁数を増やす]ボタンをクリックすれば、小数点以下2桁まで表示されるようになります。

Jセルの右下隅にマウスポインタを合わせて、その形状が「+」に変わったところでドラッグし、他の「構成比」のセルに計算式をコピーします。

Kすべての構成比が求められます。

 

 

構成比を見るだけなら、円グラフにする方法もあります

円グラフにすると、値の大きさに応じて、一つの円が切り分けられます。

切り分けられたものはそのまま構成比率を表しているので、「パーセンテージ」のラベルを表示させれば、構成比を確認できます。

構成比を見るだけなら、円グラフにするのも一つの方法です。

@円グラフにする項目と値のセル範囲を選択します。

A[挿入]タブの[円]ボタン→[円]をクリックします。

B円グラフが描かれたら、[グラフの移動]ボタンをクリックします。

C[新しいシート]を選んで、適当な名前を入力して、[OK]ボタンをクリックします。

入力した名前は、グラフシート名となります。

D[レイアウト]タブの[データラベル]ボタン→[その他のデータラベルオプション]をクリックします。

E[ラベルオプション]の[分類名]と[パーセンテージ]にチェックマークを付けます。

F[表示形式]に切り替えて、分類を[パーセンテージ]にしてから、[閉じる]ボタンをクリックします。

G構成比が一目でわかる円グラフになります。