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編集中の一覧表をWebで公開できるHTML形式にしたい

 

Webページとして保存すれば、Internet Explorerなどのブラウザで閲覧可能なHTML形式のファイルにできます

Web ページとして保存すると、Excelで作成・編集したデータをWebページとして公開できるようになります。Webページとして公開しておけば、Excelを使っていない人でも、Internet Explorerなどの一般的なブラウザで簡単に情報を閲覧できるようになります。

ただし、Excelで編集中のデータを、そのままWebページとして公開できるわけではありません。

たとえば、Excel 2010/2007のデータバーやカラースケール、アイコン セットは、Webページには反映されません。

また、ブラウザによっては、セルのテキストが切り詰められたり、完全に表示されない場合があります。そのような場合には、テキストを自動的に折り返さないようにしたり、ワークシートの列幅を広げたりするなどの対処を、Webページとして保存する前に施しておく必要があります。

右揃えや中央揃えが正しく反映されない場合もあるので、そのようなときにはテキストの配置を左詰めに直す必要があります。回転したり縦書きにしてあるテキストの場合には、Webページでは横書きに変換されます。

 

 

Excel 2007の場合

Excel 2003/2002の場合

@Webページにしたいシートを表示して、「Officeボタン」をクリックします

@Webページにしたいシートを表示します

A「名前を付けて保存」→「その他の形式」を選びます

A「ファイル」メニューの「Webページとして保存」を選びます

B「ファイルの種類」 を「Webページ」にして、「選択範囲:シート」を選び、適当な保存先フォルダを開き、ファイル名を指定してから、「発行」ボタンをクリックします

Webで公開するHTMLファイルには日本語のファイル名を使うことも可能ですが、文字化けで正しく表示されないこともあるので、英数字を用いるのが一般的です。

B「選択範囲:シート」を選び、適当な保存先フォルダを開き、ファイル名を指定してから、「発行」ボタンをクリックします

Webで公開するHTMLファイルには日本語のファイル名を使うことも可能ですが、文字化けで正しく表示されないこともあるので、英数字を用いるのが一般的です。

C「変更」ボタンで適当な「タイトル」を付け、「発行したWebページをブラウザで開く」にチェックマークがついているのを確認して、「発行」ボタンをクリックします

「タイトル」は、ブラウザのタイトルバーやタブに表示されます。この「タイトル」は日本語でわかりやすいものにします。

D発行したWebページがブラウザで表示されます

ブラウザでの表示がおかしい場合には、Excelに戻ってセルの設定などをシンプルなものに変え、Webページとして保存し直します。

Webでの公開可能なHTML形式のファイルは、発行先のフォルダに保存されています。それをWebサーバーにアップロードします。

 

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