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身長と体重からBMI値を求めたい

 

BMI値は、体重を身長の二乗で割って求めます

ただし、ここで用いる身長はm単位の数値です。cmで測られている身長の場合には、100で割って、m単位の数値に直す必要があります。

Excelで二乗を求める場合には、べき乗の演算子「^ (キャレット)」を使います。たとえば「=1.6^2」という数式なら、1.6の二乗である2.56が求められます。

注意しなければならないのは、演算子の優先順です。べき乗は、乗算や除算よりも先に計算されるので、身長をm単位に直してからべき乗したいときには、その除算式を括弧で囲んで先に計算させる必要があります。

Excel 2013/2010/2007

 

@身長と体重の関係から計算した肥満度を表すBMI指数は、左のような数式で求められます

cm単位で測った身長の場合には、m単位に直してから二乗します。

Aべき乗は除算よりも優先して計算されるので、身長をm単位に直す数式を括弧で囲みます

べき乗は除算よりも優先されるので、「=$D2/($C2/100)^2」でも、正しいBMI値を得られます。

BBMI22の場合の体重を求める場合も、先に計算したい除算式を括弧で囲みます

 

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