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表計算ソフトでは、文字にではなく、セルに網をかける

ワープロソフトでは、網掛けは文字単位で行います。任意の文字列を選択すれば、そこに網掛けを行えるのが一般的です。表計算ソフトでは、これがセル単位になります。選択したセル範囲に網をかける形になります。

網掛けも罫線と同じくセルの属性です。セルに設定されるので、たとえばそこに入力されているデータをクリアしても、網掛けが失われることはありません。表計算ソフトでは、何も入力されていないセルに対しても網掛けを行えるのです。

その性質を利用して、網掛けは、罫線のような使われ方をする場合もあります。一列または一行に同じ網掛けを設定し、その列幅や行高を狭めれば、太目の罫線に見せることができます。