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セルの区切り線にそって罫線を引く

ワークシートに表示されているセルの区切り線は、画面上だけのものです。印刷されることはありません。区切り線を印刷したいときは、罫線を引く必要があります。

表計算ソフトにおける罫線は、基本的にセルの区切り線をなぞるようにして引きます。罫線を矩形に引きたいときは、その内側にあたるセルの範囲を選択します。縦に伸びる罫線、または横に伸びる罫線を引きたいときは、その線に隣接するセルの範囲を選択します。

ワークシートに引かれる罫線は、セルの属性の一つです。セル範囲を選択してから罫線の設定を行うのはそのためです。引かれた罫線はそれに隣接する左右または上下のいずれかのセルに属します。

引いた罫線の削除は、隣接するセルのその属性を解除することで行います。

セルの属性としての罫線は、その区切り線にそってしか引けません。そうではなく、自由に罫線を引きたいときは、図形描画機能を使います。図形描画としての「直線」や「四角形」、「矢印」を使えば、セルの区切り線にとらわれることなく好きなところに自由な角度で罫線を引けます。ワークシートに入力したデータを補足したいときなどに利用すると便利です。