イメージがあれば表作成しやすいが、なくてもそれなりにうまくやれる
パソコンでの作業は慣れです。最近のパソコンでは特別な技術は必要とされません。表計算ソフトでの作表も例外ではなく、最初のうちはとまどいがちですが、経験をつんでいけば誰でもうまくやれるようになります。

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表計算ソフトでのどんな作業でも同じですが、特に作表の場合、始める前に結果をイメージできるようになると楽です。表の場合、データの見やすさが大切だからです。
とはいえ、それほど最初からかまえる必要はありません。パソコンでの作業の最大のメリットは、あとからでも容易に手を加えられることだからです。紙の上で行う作業とは違い、試行錯誤のあとが汚く残ることもありません。納得いくまで修正を繰り返し、表を完成させられるのです。しばらくの間は紙の上での作業よりも時間がかかるかもしれませんが、そのうちに必ずそれが逆転します。
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作表の基本的な流れは、次のようになります。
- 列や行に並ベる項目を決める
- 文字や日付など、数値以外のデータを入力する
- 不都合がないことを確認しながら、数値データをいくつか入力してみる
- 必要なデータをすべて入力する
- 必要な計算式を設定する
- 必要に応じて、数値データなどの表示形式を変える
- 列幅や表示位置を整える
- 罫線引きや網掛けなどの修飾を行う
- 試し印刷を行いながら、微調整する
そして、完成となります。
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エクセルで困ったときの基本技・便利技
疑問氷解!クイックレスQ
著者:小濱良恵
出版社:技術評論社
サイズ:単行本/191p
発行年月:2006年04月 |