他のソフトとのデータ交換は、メーカーが異なると、完全な互換性を求められない
表計算ソフトは、メーカーやバージョンが異なると、データとしての形式が同じではありません。
特に異なるメーカーの製品の場合、その違いは小さくありません。単純な形式のデータであれば、かなり高い互換性を期待できますが、関数やマクロ、グラフなどの要素が含まれていると、完全な互換性は期待しないのが普通です。
機能的な違いがあるため、再現できないものがあるのです。
同じ製品の異なるバージョンの場合には、データファイルに高い互換性があります。
特に古いバージョンで作ったデータファイルを、新しいバージョンで開くときにはほとんど問題ありません。
ただし、逆方向の場合には、異なる製品間と同じような問題が生じます。機能的な違いがあるため、再現できないものがあるのです。それがデータに含まれていると、データの完全な移行は難しくなります。