電卓の場合は、人の手によってボタンが押され、それに反応するように計算が行われます。
もしもその結果に誤りがあるなら、その原因は二つ考えられます。
一つは、ボタンの押し間違え。もう一つは、計算式そのものが間違っていることです。
いずれにしても、電卓で計算結果を正しいものにするためには、計算をやり直すしかありません。
ただし、電卓の場合、計算をやり直したとしても、必ずしもそれが正しいものになるとは限りません。人の手が再び介在するからです。
もう一度同じ誤りを犯すかもしれませんし、今度は別の誤りを犯す可能性もあります。計算においては、人の手は一番信用できないものなのです。
