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日付の曜日を数値で表したい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

WEEKDAY関数を使うと、各曜日を数値で表すことができます

WEEKDAYは、日付を表すシリアル値から、その日付に対応する曜日を数値で返す関数です。既定では、戻り値は 1 (日曜) から 7 (土曜) までの範囲の整数となります。

WEEKDAY関数は、次のような書式で使います。

WEEKDAY(シリアル値,種類)

「シリアル値」には、日付を指定します。日付データの入力されているセル番地を指定することもできます。

「種類」には、戻り値の種類を数値で指定します。省略した場合には、1(日曜)〜7(土曜)の範囲の整数が返ってくるようになります。

「種類」に「2」を指定した場合は、1(月曜)〜7(日曜)の範囲の整数が返ってくるようになります。6と7の数値で土日を表せるので、平日と土日を区別しやすくなります。

「種類」に「3」を指定した場合は、0(月曜)〜6(日曜)の範囲の整数が返ってくるようになります。

@「=WEEKDAY(」と入力します。

※作例では、4〜9月までのシートを作業グループにして、WEEKDAY関数式をそのすべてのシートに設定しています。

A「シリアル値」として、日付データの入力されているセルをクリックで指定します。

B半角のカンマ(,)に続けて、「種類」を表す半角の「2」を入力します。

「種類」に「2」を指定した場合は、1(月曜)〜7(日曜)の範囲の整数が返ってくるようになります。6と7の数値で土日を表せるので、平日と土日を区別しやすくなります。

C半角の括弧())でWEEKDAY関数式を完成させて、[Enter]キーを押します。

D日付に該当する曜日が数値で表示されます。

EWEEKDAY関数式を必要な範囲にコピーします。

参照するセルの日付に応じて、曜日を表す数値が表示されます。

 

 

参照するセルが空の場合に「6」が表示されないように、IF関数と組み合わせる

@参照するセルに日付が入力されていないときにも、WEEKDAY関数は土曜日を表す数値を返します。

Aセルが空の場合に値を表示させないようにするには、「セルが空でないこと」を条件とする、IF関数と組み合わせます。

「空でないこと」を表す条件は、「<>""」で記述できます。参照先のセル番地と組み合わせて、「A32<>""」のように使います。

条件に合致しないときの処理には、「""」と指定します。「""」は空のセルを表すので、条件に合致しないときにはセルに何も表示されません。