複数のシートを作業グループとして選択しておけば、新規入力した内容や、修正した内容が、それらのシートにまとめて設定されます
複数のシートを作業グループにすると、作業中のシートでデータを入力または変更したとき、選択されているシートすべてにその内容が反映されます。
@連続する複数のシートを作業グループにする場合には、その先頭か末尾のシートをまず選択します。
この例では、「地区A」〜「地区E」の連続するシートを作業グループにするので、まず「地区E」シートを選択します。
A[Shift]キーを押さえながら、先頭のシートタブをクリックします。
あらかじめ選択しておいたシートから、連続するすべてのシートが選択されます。
※[Shift]キーの代わりに[Ctrl]キーを使うと、とびとびのシートを作業グループとして選択していけます。
B複数のシートを選択すると、タイトルバーに「作業グループ」と表示されます。
「作業グループ」として表示されている間は、新規入力や修正した内容は、作業グループ内のすべてのシートに反映されます。
Cすでに入力されている内容を、作業グループ内の他のシートにも反映させたいときには、そのセル範囲をまず選択します。
D[Enter]キーを押して、データもしくは式の入力されているセルの内容を数式バーに表示します。
セル範囲が選択されている状態で[Enter]キーを押すと、数式バーに表示されるセルは、セル範囲内の移動に限られます。
移動方向は、設定によって異なりますが、選択中のセル範囲以外のセルが選択されることはありません。
E[F2]キーを押すと、数式バーの内容が修正状態になります。
F[Enter]キーを押すと、入力内容は変わりませんが、作業グループの他のシートにも同じ内容が反映されます。
G式の入力されているセルでも同様に、[F2]キーを押して修正状態にしてから、[Enter]キーでそのまま確定します。
作業グループの他のシートにも同じ式が反映されます。
同様にして、必要なセルの内容をすべて、作業グループの他のシートに反映させます。
H文字ぞろえなどの修飾内容も反映させたいときには、修飾をやり直します。
作業グループでは、修飾なども含めて、すべて反映されます。
I必要に応じて、他のシートタブをクリックし、反映されている内容を確認します。
Jシートタブを右クリックして、[作業グループ解除]を選べば、作業グループの解除を行えます。
作業グループを解除しないと、行った入力や修正などの内容がすべて、他のシートにも反映されてしまいます。