セルデータの参照式を各セルに設定すれば、元データの変更も反映できる集計表になります
参照元となるブックと、参照先となるブックは、あらかじめ開いて並べて表示しておきます(前号参照)。
@参照元となるシートを表示した状態で、参照先のセルに、半角の「=」を入力します。
半角の「=」は、計算式の設定を表す記号です。

A参照元のセルをクリックします。
参照元のシートとセルを表す計算式が表示されます。

BF4キーを3度押して、絶対指定を相対指定に変えます。

CEnterキーを押すと、参照元のセルのデータが、参照先のセルにも表示されます。
参照元のセルのデータの変更は、参照先にも反映されます。

Dセルの参照式を、同じ位置関係にある他のセルにコピーします。
相対指定で参照式を設定したので、コピー先のセルの位置に応じて、参照元となるセルの位置が変わります。

Eコピーした範囲のセルと、参照元のセル範囲のデータが、同じものになります。
参照元のセルのデータの変更は、参照先のセルの表示にも反映されます。

F同様の手順で、他のシートのセル範囲も参照します。
参照元となるシートを表示してから、先頭位置のセルの参照式を設定し、それを同じ位置関係にある他のセルにコピーします。

G必要な参照式をすべて設定すると、異なるブックの複数シートのデータをまとめた集計表ができあがります。
