風邪にもっとも効果的なのは、何よりも安静にして休養すること
風邪は、ともすると軽く見られがちです。「風邪くらいで・・・」というのは、よく聞かれる台詞で、風邪を理由にしての欠勤や欠席は正当な理由として見られにくいのが実状です。
しかし、昔から「風邪は万病の元」と言われるくらいで、風邪を軽く見るのは禁物です。悪化すれば思わぬ大病となり、数日間を回復に要することにもなりかねません。
市販されている風邪薬は、風邪の諸症状を緩和するに過ぎません。風邪を治してくれる薬ではありません。5日くらい風邪薬を飲んでも症状が改善されないようなら、別の風邪薬を試すよりも、病院で診てもらったほうが無難です。
風邪を治すのにもっとも効果があるのは、とにかく安静にして休養することです。そうすれば、短期間で元の状態に復帰することができます。ひどくして寝込んだり、仕事の能率を落としたりすることを考えれば、そのくらいの代償は払ってもいいでしょう。