稼働日を知る
曜日を表示したい/日曜や祝祭日、任意の特定日に「休」を表示したい/休日を除いた稼働日数が知りたい/稼働日数を計算式で求めたい
ユーザー定義として、「yyyy/mm/dd(aaa)」を書式設定すれば、日付と一緒にその曜日まで表示できるようになります。
y、m、d、aはそれぞれ年月日や曜日を表す書式記号で、その数によって表示形式が変わります。
WEEKDAY関数を使うと、年月日データの曜日を判断することができます。日曜日は結果が「1」となるので、そのときだけ「休」が表示されるようなIF関数式にします。
祝祭日や特定日の場合には、その名称などを任意の列に入力しておきます。その列に何かが入力されていれば、その日は休業日ということになります。
このIF関数式内の「<>」は、左辺と右辺が等しくないことを表す比較演算子です。「""」は空欄を表すものです。「B2<>""」は、B2セルが空白でないことを表す条件式です。
休業日をあらかじめマーキングしておき、それを条件にして稼働日と区別します。休業日に「0」を、稼働日に「1」を表示するようにしておけば、その期間内のセルを合計するだけで稼働日数がわかります。
初期状態のエクセルでは、選択中のセル範囲の合計が、ステータスバーに表示されるようになっています。調べたい期間のセル範囲をドラッグで選択すれば、稼働日数がすぐにわかります。
休業日と稼働日を、0と1で区別してあれば、その期間のセルを合計するだけで稼働日数を求められます。
あらかじめ、開始日以降に該当するセルとそうでないもの、終了日以前に該当するセルとそうでないものを区別しておきます。それぞれを1と0で表しておけば、その合計が2となる日付が、指定期間ということになります。
その期間内の稼働日セルだけをSUMIF関数式で合計すれば、稼働日数をすばやく求められるようになります。