見積書を作る
計算式を設定したセルに「0」が表示されないようにしたい/自動的に設定されるハイパーリンクを削除したい/編集中のシートをHTML形式で保存したい/他のブックファイルのデータを参照したい/描いた図形を別の図形に置き換えたい
不要な「0」を計算結果として表示させないようにするには、書式記号の「#」を使う方法もあります。
「セルの書式設定」→「表示形式」で「分類」を「ユーザー定義」にすると、現在の表示形式に該当する書式記号が「種類」欄に表示されます。その左のほうにある「0」を「#」に変えると、不要な「0」が表示されなくなります。
書式記号は、最大4つのセクションに分けて記述されます。もっとも左側のセクションは、正の数を表示するときの書式記号です。
E-mailアドレスをセルに入力すると、自動的にハイパーリンクが設定されることがあります。
ハイパーリンクを表す青字と下線は、印刷時にも反映されます。気になるようでしたら、ショートカットメニューから解除できます。
メニューバー「ファイル」−「Webページとして保存」を使うといいでしょう。Internet
Explorerなどのブラウザソフトで閲覧できるHTML形式のファイルにできるので、それをメールに添付して渡すことができます。
ただし、HTML形式の表現力はエクセルに劣るので、一部の修飾は保存時に失われてしまいます。手元のブラウザソフトで確認し、必要な調整を施してから、メール添付するようにしてください。
「=」で始まるセル参照式は、他のブックファイルを対象にすることもできます。あらかじめそのブックファイルを開いておき、「=」を入力したあとに、メニューバー「ウィンドウ」からそれを選べば、参照したいデータのあるセルを指定できます。いったん参照式を設定すれば、いつも一緒に開く必要はありません。
表などの広い範囲を転記したいときには、その範囲の左上隅のセルを相対番地で参照します。そうすると、その参照式をフィルコピーするだけで、その範囲をまるまるラクに参照できます。
オートシェイプで描いた図形は、それを選択した状態で、「オートシェイプの変更」から他の図形に変更することができます。もちろん、追加したテキストや、施した修飾は保持されます。
「オートシェイプの変更」は、ツールバー「図形描画」の「図形の調整」から実行できます。ツールバー「図形描画」は、ツールバーの「図形描画」ボタンをクリックすることで表示されます。